白い桜の名前は11種類!品種と花言葉の意味と画像が素敵!

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白い桜の名前は11種類あり、品種と花言葉の意味についてもご紹介します。

桜、特にピンク色のものが広く知られていますが、白い桜も時折目にすることがあり、その名前やバリエーションも豊富です。

桜は単一のカテゴリーではなく、多彩な色合いや形状を持ち、それぞれが独自の特徴を持っており、その背後には豊かな歴史があります。

この記事では、白い桜の種類に焦点を当て、その名前の起源や主要なバリエーションについて、北海道から沖縄まで見ることができる品種などを詳しく解説します。

さらに、桜に似た他の白い花を持つ木や、白い桜の花言葉の意味についても、一緒にご紹介しますね。

白い桜の名前と花言葉は?何科に属しているのか?

桜は非常に多種多様で、300以上のバリエーションが存在し、日本国内で白い花を咲かせる主要な桜だけでも10種類以上があります。

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一般的に、桜の花言葉は「精神美」「優雅な女性」「純潔」を意味しますが、白い桜に特化すると「あなたに微笑む」となります。

白い花を持つ桜の名前としては、大島桜、白妙、太白などが挙げられますが、特定の地域で見ることができる種類や交配種も多く存在します。

ちなみに、桜はバラ科に分類され、同じバラ科には桜に似た白い花を持つ他の種類もあるため、識別する際は注意が必要です。

それでは、白い桜の種類や名前、特徴について詳しく見ていきましょう。

白い桜の名前とバリエーション1:大島桜(オオシマザクラ)

白い桜の中で、大島桜は特に有名です。

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これは、関東地方南部に広く分布している日本固有の桜で、特に伊豆大島やその他の伊豆諸島で多く見られ、その名前の由来となっています。

大島桜の一番の特徴は、高さが15mにもなる大きな木であり、3月から4月にかけて、淡い香りを持つ白い5弁の花を咲かせます。

また、ソメイヨシノや河津桜の親としても知られており、強健で育てやすいため、多くの園芸品種の親木としても利用されています。

大島桜はまた、桜餅の塩漬けの葉としても利用され、私たちの生活に密接に関わっている白い桜の一種です。

白い桜の名前とバリエーション2:江戸彼岸(エドヒガン)

江戸彼岸は、春の彼岸の時期に花を咲かせる早咲きの桜で、白から薄紅色の一重の花を持っています。

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大島桜と同様に、ソメイヨシノの親品種としても知られており、桜の中で特に寿命が長く、20mを超える大木になることもあります。

江戸彼岸には、樹齢1500年とされる岐阜県本巣市の「薄墨桜」を始め、樹齢1000年を超える名木も珍しくありません。

淡墨桜は、日本五大桜や三大巨桜に数えられる名木で、つぼみは淡いピンクですが、満開になると真っ白に変わります。

また、散る頃には、微妙なグレーがかった薄墨色になり、その特徴が名前の由来となっています。

白い桜の名前とバリエーション3:白妙(シロタエ)

白妙は、その名の通り、印象的な白い花を持つ桜で、八重咲きの白い桜としては代表的なものです。

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大島桜系の里桜の一種である白妙は、10~15枚の花弁を持つ優雅な大輪の花を咲かせるのが特徴です。

花の時期はソメイヨシノよりも少し遅く、4月中旬頃で、咲き始めはピンクがかった色ですが、満開になると白くなります。

白い桜の名前とバリエーション4:太白(タイハク)

太白は、その名前が示す通り、直径5㎝にもなる大輪の白い花を持つ品種で、4月中旬頃に花を咲かせる一重の桜です。

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園芸品種のサトザクラの一種ですが、実は1927年(昭和2年)に一度、日本国内で絶滅しています。

しかし、1930年に英国の桜研究家イングラム氏が来日し、自宅の庭に日本原産の同じ桜があることを確認し、2年後に接穂が提供されました。

イギリスから帰国した接穂は、鷹司信輔氏によって「太白」と名付けられ、大切に育てられました。

現在、太白は甲府市の甲府駅北口歴史公園や甲斐市の信玄堤公園など、太白桜の名所として知られています。

白い桜の名前とバリエーション5:琴平(コトヒラ)

白い花を持つ桜の中で、琴平はその可憐な八重の花で知られ、希少な品種とされています。

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サトザクラの栽培品種である琴平は、4月中旬から下旬が花の時期で、ソメイヨシノよりも少し小ぶりな花を持ちます。

つぼみはピンクがかった色ですが、開花すると白くなるのが特徴です。

また、香川県琴平町にある金毘羅宮表書院の「社務所門」に原木があり、その名前の由来となっています。

白い桜の名前とバリエーション6:豆桜(マメサクラ)

豆桜は、その名が示すように、小さな木で知られる自生の桜の一種で、微細な薄紅から白い花を下方に向けて開花します。

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花期は3月末から5月初めで、木によってはかなりの差があります。

その小さな樹高、約1mでも花を咲かせるため、盆栽や庭木としても愛されています。

富士山の麓や箱根の近くに自生するものは、フジザクラやハコネザクラとして知られ、多くの人々に親しまれています。

白い桜の名前とバリエーション7:緑萼桜(リョクガクサクラ)

緑萼桜は、その名前からもわかるように、緑色のガクを持つ白い桜で、3月末頃に小さな一重の花を咲かせる珍しい桜の一種です。

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この桜は、豆桜系の品種であり、豆桜の特徴である低い樹高と下向きに咲く花を引き継いでいます。

最近では園芸品種としても販売されていますが、伊豆半島や天城地方にも自生している品種です。

白い桜の名前とバリエーション8:霞桜(カスミザクラ)

霞桜は、山地に多く自生する桜の一種で、遠くから見ると霞がかかったように見えることからその名がつけられました。

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ヤマザクラに似ていますが、花はヤマザクラに比べて白い個体が多く、20mを超える大木になることもあります。

また、葉や葉柄に多くの毛が生えているのも特徴で、花期は本州中部では4月中旬頃ですが、高地では広く分布しているため、5月上旬に花を咲かせる木もあります。

白い桜の名前とバリエーション9:子福桜(コブクサクラ)

子福桜は、シナミザクラとコヒガンの交配種で、白い八重の花を秋から冬、そして春と年に2回咲かせる種類です。

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八重の桜は通常実をつけにくいのですが、子福桜は一つの花に1~5本のメシベがあり、複数の実をつけることからその名がつけられました。

2㎝ほどの小さな花は、開花初期は白く、散る頃には花芯がわずかに赤くなるのが特徴です。

秋から冬にかけて断続的に花を咲かせるので、季節外れの白い八重桜を見かけた場合、それは子福桜かもしれません。

白い桜の名前とバリエーション10:千島桜(チシマザクラ)

北海道に咲く白い桜の中で、千島桜はよく知られた品種で、千島地方に自生することからその名がつけられました。

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直径2㎝ほどの小さな一重の花を持ち、ピンクの花もありますが、多くはつぼみが淡いピンクで、満開になると白くなります。

花の時期は他の種類よりもかなり遅く、5月から7月で、樹高は3~5mとそれほど高くないのも特徴です。

千島桜は、桜前線の終着地である根室市の標本木としても知られ、札幌の寒地土木研究所の桜並木が有名です。

白い桜の名前とバリエーション11:久米の桜(クメノサクラ)

沖縄の桜と言えば、濃いピンクの緋寒桜が有名ですが、クメノサクラという白い一重咲きの桜も近年、注目を集めています。

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名前の通り久米島に自生していますが、沖縄本島の本部町伊豆味でも3月初旬から中旬にかけて約1000本が咲き誇り、花見の名所となっています。

久米の桜は、ソメイヨシノのように花弁が一枚ずつ散るのが特徴で、咲き始めは白く、散る頃には花芯がわずかに赤くなるのが特徴です。

白い桜の名前11種類のまとめ

白い桜は、その純白な美しさと優雅な姿で、私たちを魅了し、春の息吹を感じさせてくれます。

豆桜から千島桜まで、その多様な種類は、日本の異なる地域それぞれの特色を映し出し、私たちに四季の移り変わりと共に異なる風景を楽しませてくれます。

以下に白い桜の名前11種類をまとめておきます。

  1. 白い桜の名前1:大島桜(オオシマザクラ)
  2. 白い桜の名前2:江戸彼岸(エドヒガン)
  3. 白い桜の名前3:白妙(シロタエ)
  4. 白い桜の名前4:太白(タイハク)
  5. 白い桜の名前5:琴平(コトヒラ)
  6. 白い桜の名前6:豆桜(マメサクラ)
  7. 白い桜の名前7:緑萼桜(リョクガクサクラ)
  8. 白い桜の名前8:霞桜(カスミザクラ)
  9. 白い桜の名前9:子福桜(コブクサクラ)
  10. 白い桜の名前10:千島桜(チシマザクラ)
  11. 白い桜の名前11:久米の桜(クメノサクラ)

白い桜の美しい世界を少しでも感じていただけたなら、幸いです。

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