「結婚式の準備、楽しいね！」
「うん！でもさ…正直、お金のことってどうなるんだろう…？」
キラキラした結婚準備の合間に、ふと顔を出す現実的なお金の話。
特に女性にとって、古くて新しい永遠のテーマが、「夫のお給料、いくらあったら専業主婦になれるの？」という、あの禁断の質問ではないでしょうか。
口に出せば「え、お金目当てなの？」なんて思われそうで、なかなか聞けないデリケートな話題です。
先日、まさにこの「パンドラの箱」を開けてしまった一人の女性がいました。
- 来年結婚予定でウキウキ！
- でも、彼（未来の夫）はこれから新しいお仕事を探すところ！
- 私自身は持病があって、専業主婦になる予定（お家でできる内職は頑張りたいな…）
- 新居は埼玉で家賃7万円くらいのお部屋が理想♪
- 子どもは作らず、ふたりでのんびり暮らしていきたい！
こんな、ちょっぴり不安を抱えつつも、未来への希望にあふれた彼女の素朴な問いかけ。
これに対し、酸いも甘いも噛み分けたネットの猛者たちが、まあ黙っているわけがありませんでした。
飛び交う意見は、まさに理想と現実が激しくぶつかり合う、令和のマネーバトルロワイヤル！
今日は、この白熱した議論をこっそり覗き見しながら、現代における「専業主婦への道」を一緒に考えていきましょう！
金額の振り幅がエグい！理想と現実のマネーウォーズ開幕
まず飛び出すのは、もちろん具体的な金額の話。
これがもう、ジェットコースターもびっくりの振り幅で、読んでいるだけで金銭感覚がバグりそうになります！
【現実派の砦】手取り30〜40万円が最低防衛ライン！
最も多くの支持を集めたのが、この現実的なライン。
まるで家計簿片手にコメントしているかのような、説得力のある意見が並びます。
「家賃7万円は固定費として大きいよね。
光熱費、食費、通信費…それに将来のための貯金も考えたら、最低でも手取り35万円はないとカツカツだよ」
「子どもがいないなら40万円あれば、たまに友達とランチしたり、ささやかな贅沢もできるかも。
心の平穏のためには、このくらいは欲しい！」
「欲しいものを買う」というよりは、「人並みの生活を送り、不測の事態に備える」ためのリアルな数字。
うんうん、と頷いてしまう堅実な意見です。
【夢見るセレブ派】月収50万超えは当たり前？理想は青天井！
一方で、「生活するだけなんてイヤ！人生楽しみたい！」という、夢と希望に満ちた声も多数。
「え、50万はないと無理じゃない？
独身時代より生活レベル落としたくないし…」
「手取り80万は欲しいかな。
じゃないと美容院もネイルもエステも行けないし、好きな服も買えない」
…手取り80万！？もはや外資系エリートか凄腕の経営者レベル！
でも、わかります。
どうせなら、値段を気にせずカゴにハーゲンダッツを放り込みたいし、たまには回らないお寿司だって食べたい！
そんな乙女心が叫ばせる、キラキラな理想像ですね。
【仙人クラス？】「愛があれば20万でいける！」サバイバル生活への挑戦者たち
少数ながら、「手取り20万円でもいける！」という、もはや悟りの境地に達したかのような猛者も登場。
これには、「家賃7万払ったら残り13万！
それで大人2人が暮らすのは無理ゲー！」「どんな節約術使ってるの？仙人かな？」なんてツッコミが殺到。
しかし、究極の節約術をゲームのように楽しみ、お互いの存在そのものが幸せだという深い愛があれば、あるいは…？
不可能を可能にするのが、夫婦の絆なのかもしれません（たぶん）。
もはや人生相談！質問そっちのけで説教大会スタート
この手の話題の醍醐味は、途中から金額の話そっちのけで、質問者の人生に対する説教＆お悩み相談会へと発展していくところです。
心配性のお母さんタイプ「まず彼の仕事が先でしょ！」
まるで我が子のことを心配するかのような、温かくも厳しいご意見。
「えっ、彼氏さんこれからお仕事探すの！？
その状況で結婚の話を進めるのは不安じゃない？まず生活の基盤をしっかり固めてからでも遅くないのよ！」
「再就職って言っても、すぐにお給料が安定するとは限らないし…彼にプレッシャーかけちゃダメよ」
質問者の未来を案じる、優しさに満ちたコメント。
思わず「お母さん…！」と呼びたくなります。
名探偵コナンタイプ「その”持病”って、詳しく教えてくれるかな？」
ネットの世界に必ず現れる、鋭い洞察力を持つ探偵たち。
「持病があるって…具体的にどんな？
パートもできないレベル？でも家事はできるの？」
「内職はしたいってことは、パソコン使う在宅ワークならいけるんじゃないの？（キラリーン）」
「働けない」と「働かない」の境界線を探るような、ネット特有のツッコミ。
少し意地悪に聞こえるかもしれませんが、これもまた別の形の心配なのかも…？
熱血ロマンチストタイプ「金じゃない！愛なんだよ！」
マネーバトルに一石を投じる、情熱的な意見も。
「うるせえ！
好きだから結婚するんだろ！金がすべてじゃねえ！彼がどんな給料だって、支え合うのが夫婦だろ！」
「厳しい意見が多いけど、病気の彼女を支えようとする彼氏さん、素敵じゃないか！」
お金の話ばかりで荒んだ心に、一筋の光を差し込んでくれるような熱い言葉。
そう、結婚は愛から始まるんだ…！と思い出させてくれます。
辛口コメンテータータイプ「…で、旦那さんは何が良くて結婚するの？」
そして、最も核心を突く（あるいは大きなお世話な）のがこのタイプ。
「持病があって働けなくて、子どもも作らない。
…男性側のメリットは？」
あまりに直球すぎる問いかけですが、これもまた一つの本音。
これに対して「愛があればいいじゃない！」「あなたには無い魅力があるのよ！」とロマンチスト派が応戦し、議論はさらにヒートアップしていくのでした。
結論まとめ｜本当に大切なことって、なんだろう？
ここまで、面白おかしくネットの声を見てきましたが、この話題がこれほど白熱するのは、誰もがお金と生活、そして愛について真剣に向き合っているからこそ。
特に、「持病があって働けない」という言葉には、時に厳しい声が飛んでしまうこともありました。
でも、当事者にしかわからない辛さや苦しみがあるのも事実。
「病名を言ったら『私だって同じ病気だけど働いてる』って言われるから言えない…」という声もあり、周りの目を気にしてしまう苦しい胸の内が伝わってきます。
結局のところ、「夫の手取りいくらで専業主婦になれるか」という問いに、たった一つの正解はありません。
家計簿は、誰かに見せるためのテストの答案用紙ではありません。
ふたりだけの未来を描くための、真っ白なキャンバスです。
手取り25万円でも、お互いに感謝しあって幸せに暮らす夫婦もいれば、年収1000万円を超えても、心がすれ違ってしまう夫婦もいます。
大切なのは、世間の平均値や誰かの価値観に自分たちを無理やり当てはめることではなく、
「私たち夫婦は、どんな生活をしたら心から笑えるんだろう？」
「そのためには、どうやって協力していけばいいんだろう？」
と、ふたりでしっかり向き合って、とことん話し合うことなのかもしれません。
これから新しい人生をスタートさせるあなたへ。
ネットの声は、あくまでエンタメ、ちょっとしたスパイス程度に。
一番大切なのは、あなたの隣にいるパートナーとの対話です。
ふたりだけの「心地よい」を見つけて、最高の毎日を築いていってくださいね。