
「海の見える広い一軒家、庭付きでペットもOK!しかも家賃は驚きの2万円!」
誰もが夢見るような、理想の田舎暮らし。
あなたなら、この物件に飛びつきますか?
半年前に、そんな夢のような物件に引っ越したある家族がいました。
二人の子供と二匹の猫と共に、古民家をDIYしながら理想の生活をスタートさせました。
高台からの絶景、ペットとのびのび暮らせる環境、まさに絵に描いたような幸せな毎日…のはずでした。
しかし、その穏やかな日常は、突如として終わりを告げます。
「誰かの唸り声がする…」
「誰かがブツブツ言っている…」
最初は気のせいだと思っていたその違和感は、やがてハッキリとした”姿”を現したのです。
恐怖の同居人…その正体は「ニヤニヤ笑う片足の女」

その家に現れたのは、40〜50代くらいの女性。
しかし、その姿は普通ではありませんでした。
右脚がなく、体を前後にゆらゆらと揺らしながら、ただひたすらに「ニヤニヤ」と笑っているというのです。
想像するだけで背筋が凍る光景です。
ネットの世界では古くから「笑っているタイプの霊はヤバい」というのが定説。
悲しんでいたり、無表情だったりする霊は何かを訴えたいのかもしれない…と思えますが、「ニヤニヤ笑っている」というのは、明らかにこちらへの悪意や害意を感じさせます。
相談者である奥様は、恐怖のあまりご主人に引っ越しを懇願。
しかし、返ってきたのは信じられない言葉でした。
「それ、統合失調症の症状じゃない?(笑)」
この一言が、ネットの世界に大きな波紋を広げることになります。
最大の敵は幽霊…ではなく夫!?

奥様の悲痛な叫びに対し、ネット上では同情の声とともに、ご主人に対する怒りの声が爆発しました。
「奥さんがこんなに怖がっているのに、その態度は何!?」
「ホラー映画で真っ先にいなくなるタイプの典型的なセリフだ…」
「本当の敵は家の中にいた!」
確かに、幽霊の存在を信じるかどうかは個人の自由です。
しかし、パートナーが恐怖に怯え、真剣に悩んでいる時に、それを病気だと笑って一蹴するのは、あまりにも思いやりがなさすぎると感じた人が多かったようです。
中には、「夫婦仲を裂こうとする悪霊の仕業では?」と鋭い考察をする人も。
夫にだけ姿を見せず、妻だけを怖がらせて孤立させる…というのは、怪談話の王道パターン。
そう考えると、このご主人の態度も、もしかしたら霊の影響なのかもしれない…なんて、さらなる恐怖が掻き立てられます。
カオスすぎる幽霊撃退法が続々登場!

信じてくれない夫を横目に、奥様は引っ越しもできず、恐怖の家で夜を過ごさなければなりません。
そんな絶望的な状況に、ネットの世界からありとあらゆる「幽霊撃退法」が寄せられました。
その中には、真面目なものから「え、それで!?」とツッコミたくなるようなユニークなものまで、多種多様なアイデアが集まりました。
【初級編】まずはコレ!定番のお清めグッズ
盛り塩、お札:
まず多くの人が勧めたのが、定番の盛り塩やお札。
しかし、「素人がやると逆に霊を閉じ込めてしまう」「霊の通り道を塞いで怒らせる」といった注意喚起も多く、専門家に相談すべきだという意見が多数でした。
お祓い・除霊:
神社やお寺に頼んで、家全体をお祓いしてもらうのが一番確実だという声も。
出張で数千円から数万円でやってもらえるという具体的なアドバイスも見られました。
【中級編】まさかの効果!?家庭用品でゴーストバスター
ここからがネットの世界の本領発揮。
誰もが持っている”アレ”が、実は最強の除霊アイテムだった…?
ファブリーズ最強説:
「冗談ではなく、とりあえずファブリーズを撒いてみて!」という声が驚くほど多く寄せられました。
なんでも、幽霊はファブリーズの成分や香りが大嫌いなのだとか。
「元は人間なんだから、臭いのは嫌がるはず」「清潔な空間にはいられない」など、妙に説得力のある(?)解説が飛び交いました。
ただし、ペットがいる家庭では成分に注意が必要です。
プラズマクラスター吸引説:
「プラズマクラスターの空気清浄機が霊を吸い込んでくれたのを見た」という衝撃的な体験談も登場。
まるで映画『ゴーストバスターズ』のような光景を想像してしまいますが、実際に効果があったという声は複数見られました。
フィルターの掃除をするのが少し怖くなりそうですね…。
バルサンでいぶし出す:
害虫駆除の最終兵器、バルサンで霊をいぶし出すというパワフルな意見も。
「Gには効くんだから、霊にも効くはず!」という理論のようです。
火災報知器にはご注意ください。
【上級編】メンタルが試される!陽の力でねじ伏せろ

物理的なアイテムに頼らず、自らの「陽の気」で悪霊を吹き飛ばすという猛者たちからのアドバイスも秀逸でした。
歌って踊ってハイテンション!:
「マツケンサンバ」「B’zのウルトラソウル」「テクノミュージック」などを大音量で流し、家族みんなで踊り狂うという方法。
陽気なエネルギーは、陰気な霊が最も苦手とするものだそうです。
ニヤニヤ笑う女の前で、キレッキレのサンバを披露する勇気が試されます。
いにしえの呪文「びっくりするほどユートピア」:
ネットの一部で古くから伝わるという謎の呪文。
お尻をバシバシ叩きながら「びっくりするほどユートピア!」と叫ぶと、大抵の霊はドン引きして去っていくのだとか。
夫に見られたら、今度こそ本当に病院に連れて行かれる可能性があるので、実行する際は一人で。
ブチギレて家賃請求!:
「怖がるから相手の思うツボ。
逆にブチギレろ!」という意見も多数。
「家賃も払わずに居座るな!」「不法侵入で訴えるぞ!」と、この家の主は自分であると毅然とした態度で怒鳴りつけるのが効果的だという体験談が寄せられました。
恐怖を怒りに変える、まさに発想の転換です。
【番外編】ピンチをチャンスに!逆転の発想で一攫千金!?
恐怖体験を逆手にとって、お金に変えてしまおうという、商魂たくましいネット民らしい提案も光っていました。
心霊系YouTuberになろう!:
「幽霊の出る家に引っ越しました」というタイトルでYouTubeチャンネルを開設。
定点カメラを設置して24時間ライブ配信すれば、再生回数が稼げるはず。
広告収入で引っ越し費用を稼いでしまおうという、まさに現代ならではの解決策です。
専門家(?)からの冷静な意見も
もちろん、オカルト的な意見だけでなく、現実的な可能性を指摘する声もありました。
まずは病院へ:
ご主人の言う通り、統合失調症や、過度なストレス、脳の病気などが原因で幻覚や幻聴を見ている可能性もゼロではありません。
まずは心療内科や脳神経外科を受診し、医学的な問題をクリアにすることが、夫を説得する第一歩になるかもしれません。
周辺環境の調査:
「近くに電波塔や墓地があると影響を受けやすい」という意見も。
また、過去にその土地や家で何か事件や事故がなかったか、不動産屋や近所の人にさりげなく聞いてみたり、事故物件情報サイト「大島てる」で確認してみるのも有効でしょう。
【恐怖】家賃2万円の激安古民家のポイントまとめ
海の見える格安古民家という天国から、一転してホラーな日常を送ることになった相談者。
ネットの世界からは、同情や怒り、そして多種多様なアドバイスが寄せられました。
ファブリーズを撒くべきか、マツケンサンバを踊るべきか、はたまたブチギレて家賃を請求するべきか…。
どれが正解かは誰にも分かりません。
しかし、これだけは言えます。
一番大切なのは、あなたとあなたの家族が、心から安心して暮らせることです。
もしあなたが同じ状況になったら、まずはパートナーに真剣に相談し、理解を求めることが重要です。
それでも解決しない場合は、お祓いや除霊といった専門家の力を借りたり、思い切ってその場所から離れるという選択も必要になるでしょう。
あなたの家には、見えない同居人はいませんか?
もし現れたら…あなたなら、どうしますか?
